そして「膝は90度くらいに曲げます」といえば、三角定規で測らんばかりで、「30回」といえば、毎回きっちり30回やり、「ウォーキングは1日30分程度」というと、ストップウォッチで正確に30分を計るのです。

 これが実行できている間はいいのですが、たった1日でもできない日があると、「ごめんなさい! 今日はできませんでした! 私はやっぱりダイエットできないダメな人間です!」と、自分を全否定してしまいます。

 決めたことをきっちりやろうとする姿勢は素晴らしいのですが、できないときに自分を否定し、モチベーションが下がってしまって挫折することが多いのです。

 3つ目のタイプは「青い鳥症候群」です。

 このタイプの人は、さまざまなダイエット情報に詳しく、知識も豊富なのですが、「もっと自分に合った、いいダイエット法があるに違いない!」といって、なかなか実行に移しません。テレビやネットでは、「今までのダイエットはもう古い。この方法なら、ラクに1ヵ月で5㎏やせられます」などと新しい方法が日々、次々と紹介されています。「青い鳥症候群」タイプの人は、こうした宣伝文句に振り回されてしまい、結局どれをやればいいかわからなくなってしまうのです。

 3つのタイプに共通するのは、みな「思い込み」に支配されているという点です。「全部やらなければいけない」「完璧にやらなければいけない」「自分に一番合ったものでなければいけない」……、はっきりいって、どれもダイエットを継続するには邪魔なものばかりです。

「できなくても自分を責めない」

「回数を減らしてもいいから続ける」

「やる気がないときは適度にゆるくやる」

 こんなふうに、自分に対してもっともっと寛容になりましょう。

 完璧さを手放し、できなかったことに意識を向けるのをやめましょう。

 そして、継続することに意識を集中させることが、ダイエットの成功には大切なのです。

 明日は最終回。「家飲み」なら太らない、「深夜メシ」は必ず太る、というダイエットにおける思い込みを正します。乞うご期待!