「ポジションが人を育てる」

 そう言われるように、ある「ポジション」に立つと、「思考法」や「仕事の仕方」はもちろんのこと、それ相応の「身なり」をすることも重要です。どんな装いで人々の前に立つのか、それは周りの人たちへの気遣いでもあります。

 さて、ここまである役員が大切にする「カフスボタン」を見てきました。

 皆さんにとって、とっておきのアイテムとはどんなものでしょうか?

一流のリーダーは「装い」や「持ち物」に
こだわりを持っている

本連載が新刊『なぜ一流のリーダーは東京ー大阪間を飛行機で移動するのか』にまとめられ、2016年11月2日に発売されました。「一流のリーダー」たちに共通する、多くの人とは異なる彼ら特有の考え方、発想法、仕事の仕方、生き方とは?

 一流のリーダーは、「周りの人たちが欲しがっているから」「多くの人たちが買っているから」という理由でものを購入することはありません。

 なぜなら、リーダーたちは自分の価値観に基づいた購入マインドを持っているからです。つまり、周囲に流されることなく、自らの価値観で購入する「もの」を決断している、ということです。

 あなたの一つの意思決定が、持ち物に現れる。
 あなたのいくつかの意思決定が、装いに現れる。

 そうだとしたら、日頃からどんなものを「選ぶ」のか、選択眼を持っておかなければなりません。そのためには、「自分にとって価値のあるもの」は何なのか、再度考えてみるといいでしょう。

 一流のリーダーには、「装い」や「持ち物」に対するこだわりがあります。身にまとうものや身につけるものは自分の価値観にあったものだけを選択するという「こだわり」こそが、あなた自身のオリジナルの「美学」へとなるのです。

 誰もが最初から「装いの美学」や「持ち物の美学」を持っていません。自分なりの美学を持ちたいのであれば、まず周りの人たちが持っているから、多くの人たちが身につけているからという理由で選ぶのをやめてみるといいでしょう。

 そして、ぜひ年始に、「どんな装いをしたいのか」「どんなものを持っていたいのか」について考えてみることをおすすめします。きっと、周りの人からのあなたへの視線が変わっていくことでしょう。

(株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長 能町光香)