結果として、筆者は社内の改革リーダーとして最高のグローバルアワード「Star Award」を受賞したが、この成功の秘訣こそが「10%ルール」であったと確信している。「10%ルール」を作成し、一定の意見が集まれば、理由を問わずやってみる。この小さな一歩が「変革」という大きな成果を生み出したのだ。ぜひ、読者諸氏も自分なり・自社なりの「10%ルール」をつくり、変革を起こしてほしい。

 そしてさらに、人を助けるために時間を割くことは、その相手だけではなく自分自身をも幸せにすると言われている。ハーバード大学の研究では、「同僚たちを助けることができる従業員は仕事に対する集中力が10倍高く、昇進できる可能性が40%高い」という研究結果がある(参考:Forbes JAPAN記事「幸せは自分で作れる 実践している人たちの10の習慣」)。

 周囲の10%の仲間を変えて、仲間を助け、自分の生産性を向上させることができれば、自分の時間をコントロールすることができる。時間を制したものが、仕事を制し、そして「自分の人生の勝者」となり得るのだ。

新年度が読者にとって
「働き方革命元年」とならんことを!

『Youth Environmental Summit (YES) 2017』開会式。ASEANの子供たちが、海外の働き方革命を知り、成長した後に自国の社会をより良く改善する人材に育つことを祈る

 今週末は絶好のお花見シーズン。私たち日本人にとって特別な存在である桜は、海外でもその素晴らしさや、日本人が桜を大切に想う気持ちは伝わっている。

「日本で一度桜を見てみたい」と、桜の時期に合わせて来日する方も多く、筆者のシンガポール人の同僚2人もそれぞれ家族で日本を訪れるそうだ。

 皆さんには、海外が注目する桜に彩られるこの時期に、そして「終わり」と「始まり」が同時に訪れるこの時期に、いま一度、自分の目指すべき人生を考え直し、仕切り直していただきたい。