たとえば兵庫医科大学の島博基名誉教授(泌尿器科)は、自らが外気功の達人。そのパワーの凄さは筆者自身の体で経験しています。

 島先生によれば、気功の効用のポイントは気の力がつくる波動にあるとか。

 簡単に言えば、こういうことです。私たち人間は60兆個の細胞からできています。その一つ一つがエネルギー波を出しており、体調を崩すとその波が弱くなったり乱れたりしてきます。そこに健康な外気功を送ることで、波が共振し、弱った細胞の元気が回復するというわけです。

 ただ、こうした気功の世界はいくら言葉で説明してもなかなか伝わりません。やはり自身の体と感覚で体験してみるのが一番でしょう。

 双子のランナーで有名なマラソンの宗茂さんなどは良い例です。

 宗さんも以前は気功の世界を疑っていましたが、たまたまある気功師から外気功を受け、その力を実感。のちに自分にも外気功の力があることを知り、今では気功塾を開いて人々の健康管理に役立てています。

 4000年の歴史はダテではありません。理論も大切ですが、それだけ長い間廃れることなく続いてきたのはなぜか。その点に大いに着目すべきでしょう。

竹内有三(医療ジャーナリスト)