ポルシェ・カレラカップは1990年にドイツで始まったレース。設立いらいモータースポーツと深くかかわってきたポルシェ肝煎りの伝統的なレースである。
特徴はアマチュア参加型のレースであること。カップカーと通称される専用車両を使い(年式の違いで多少の差はあれど)イコールコンディションでの戦いとなる。
ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)は2001年に初めて開催。スーパーGT選手権など大きなレースの前座であることも多く、つねに注目されている。
さる2017年5月3日に第3戦が、続く4日に第4戦が開催された。場所はともに富士スピードウェイである。
第3戦は多重衝突などで8台リタイヤという波乱の幕開け。そこで優勝したのはポルシェ・カレラカップ・アジア(PCCA)に今年から参戦するフィリップ・ハンプレヒト選手だった。
2位は武井真司選手、3位はPCCAからスポット参戦した香港のヤン・ボー選手が入賞した。