熱中症を予防する

 何事も予防が第一です。WBGT値が高ければ作業を行わないというのも安全のための選択肢です。行うのであればWBGT値を下げるための手段をとります。遮光、冷房、換気、服装に注意し、休憩をこまめに取ります。

 喉が渇いていなくても水分補給を行います。汗をかいたあとは水分のみならず塩分も補給するようにします。ミネラルウォーターと塩のタブレットやスポーツドリンクをこまめに補給してください。アルコールやカフェイン含有飲料は脱水を助長させるので口にしてはいけません。

 高温多湿環境下での作業に入る前にはある一定の順化期間(作業環境に慣れ、適応させるために計画的に設ける期間)を設けて徐々に慣らしていく必要があります。

 作業内容によっては防護服のようなものを身に付けるかもしれませんが、できるだけ熱のこもらない涼しい服装を心がけます。炎天下での作業時には必ず帽子をかぶりましょう。

 作業中に少しでも体調がおかしいと感じたら早めに申告しましょう。また監督者は作業者を継続的に観察し、少しでも変化に気付いたら作業を中止させましょう。

 普段からの体調管理を怠らず、睡眠不足や二日酔い(アルコールは脱水を引き起こします)などで出勤しないようにします。医師から処方されている薬の中には熱中症を起こしやすいものもあります、服用中の方は事前に主治医に確認しておきましょう。

 肥満の方が熱中症にかかりやすいので日頃から体重、体型を適正に保ちます。体力のない方が熱中症にかかりやすいので運動などで体力をつけましょう。