国際的にも恵まれた
状況にある日本の高齢者
日本の高齢者は、国際的に見て、比較的恵まれた状況にある。
内閣府は、高齢化対策を立案するための基礎資料として、5年に1度、主要国の60歳以上の高齢者に対して、共通の調査票で意識調査を行っている。図1には、この調査の結果から、生活の困窮度と悩みやストレスの状況について示した。
日本の高齢者は、生活の困窮度でも、悩みやストレスの有無でも、少なくとも意識の上では、スウェーデンに次いで恵まれた状況にあるという結果が明らかになっている。