質問「現在の会社で、ご自身の評価についてお答えください」への回答結果 出典/株式会社あしたのチーム

 株式会社あしたのチームが実施した人事評価の悩み・課題に関する調査では、「現在の会社で、ご自身の評価についてお答えください」という問いに、「妥当だと思う」と回答した従業員は43.0%だけ。「高いと思う」「まあ高いと思う」と感じている人も少数見られるが、「低いと思う」が19.8%、「まあ低いと思う」が30.8%。合計は50.6%なので、ほぼ半数が「私は低く見積もられている」と考えている。

「会社の制度や待遇について、不満だと思うものをお答えください」との質問にトップで挙げられたのは「評価または評価制度のわかりやすさ」。75.5%と、4分の3以上が不満と感じている。2位の「給料や報酬」も71.0%と高いのだが、そのすぐ下に「人事評価」がつけている。給料にも納得がいっていないが、評価についての不満はそれ以上ということだろう。

 会社の業績や、社会的な状況から、必ずしも給料が評価と連動するとは限らない。だから「本来なら、もっと給料をもらっていいはずだけど、まあ、我慢するか」と考える一方で、「給料は我慢するにしても、せめてもっと高い評価をくれてもいいじゃないか」という不満を持っている人は、相当な数に上りそうだ。

質問「会社の制度や待遇について、不満だと思うものをお答えください」への回答結果 出典/株式会社あしたのチーム

評価制度に満足する経営者
不安を覚える人事担当者

 今度は逆に、経営者や人事評価者の考えを見てみる。「人事評価を行う際、具体的にどのような点で悩むことがありますか」という質問では、従業員の不満の裏返しのように、最も多かったのが「評価と報酬との関連性が持てていない」というもの。その後は「評価者による甘辛の評価が出てしまう」「人事評価の尺度が定められていないため、評価しづらい」などが続く。