ビニール傘はNG
お気に入りの1本を見つけよう

 雨の日に街中を見てみると、 ビニール傘の割合がとても多いことに気づきます。急な雨の時などにコンビニで購入したり、店舗での貸出サービスがあったりと非常に便利です。ただ、あまりに便利な半面、ついつい扱いがぞんざいになり、置き忘れられているケースをよく見受けます。自分のモノという意識が薄いことが、傘の忘れ物が増える原因の1つです。

 ビニール傘はこれという特徴がなく、誰でも利用しますね。価格も安く、大切にする気持ちになかなかなりません。忘れてもまた買えばいいと考えがちです。

 例えば、JR東日本の電車の中や駅に忘れられる傘は、年間30万本にも上るそうです。しかし、その中でも傘の落とし物を取りに来た人は1%もいなかったというデータがあります。

“雨晴れて、笠を忘る”(困難が過ぎると、その時に受けた恩義を忘れてしまう)ということわざがありますが、愛着を持てる傘を手にすることで、その傘を大事に扱う仕草や振る舞いが自ずと出てきます。

 そんな細かなこと、と思われるかもしれませんが、こうした細部の一つひとつが、ちょっと人とは違う上質感を醸し出してくれるのです。