トム・クルーズから学ぶ
「大地の二黒」の気性
地味で控えめですが、心の奥にある気持ちが強いのが「大地の二黒」の特性です。
また、控えめで「縁の下の力持ち」の気風があります。
本心は表に出さないので、内々に秘めた精神的な強さは目立たず、誤解を招くこともあります。
大地の二黒人の本質は、「心が広くて深い」ことです。
自分のことより人のことを考える「愛」の精神にあふれているので、人に好かれ、信頼される存在になれるのです。
ハリウッドスターのトム・クルーズも大地の二黒人。
トム・クルーズの空港でのファンサービスは有名で、来日するたびに、とても濃いファンサービスを行っています。
ジャパンプレミアとして東京でレッドカーペットを歩いたトム・クルーズは、普通は1分もかからないレッドカーペットを2時間もかけて歩きました。なんと、その理由は、「集まったファンにサービスをしていたから」とか。
他にも、空港で即席サイン会を開いたり、日本で宿泊したホテルの担当者に感謝のメッセージを伝える花束を贈ったりと、とにかく、人々へ「愛」をばらまく人なのです。
だからこそ、多くの人に愛され、信頼されるのでしょう。
ノムさん・大野智から学ぶ
「大地の二黒」の気性
外面、内面ともに柔和な人でユーモアのセンスもあります。
生真面目で親切、正直な性格、温厚でひかえめでもあり、体の動作がゆっくりでやさしいのが特徴です。
また、持続力があり粘り強く、大地の特性を生かして、人を育てることに秀でています。
アイドルグループ「嵐」の大野智も「大地の二黒」。グループの中でも、ひときわ物腰が柔らかく、謙虚で、温厚な性格のため、不思議な安心感があるとファンから人気です。
「ノムさん」こと、元東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督も大地の二黒人。
柔和な風格を持ちながらも、監督時代は、試合後のインタビューがユーモア満載で面白いとメディアで話題になりました。
当時楽天に在籍していた田中将大ことマー君を
「マー君、神の子、不思議な子」
と表現したのは、その代表例でしょう。
また、野村監督は人を育成する力もしっかり持っています。
野村監督が時間をかけて選手を育成したからこそ、星野仙一監督(「火の九紫))がバトンを受け継ぎ優勝に導いたのです(阪神時代も、楽天時代もまったく同じ現象が起きています)。
これは、「大地の二黒」の特性である、粘り強く人を育てる力を体現しているといえましょう。
大地の二黒人は自分ひとりの力ではなし得ないことも、他人の力に頼ると何事もすばらしい結果が得られます。
特に仕事運に関しては、自分ひとりの力での成功は困難ですが、人の指導に従って成功を掴むタイプとなります。
そして、大地の二黒人は万物を生み出す機能を元々備えているからこそ、運気もいつでも生み出せるのです。