学校では絶対に教えてくれない
よき“人間関係”の築き方
人は決してひとりでは生きていけない理由を冒頭に出したのは、「人は支え合うことで価値のある人生を送れているからこそ、あなたにより多くの人と良好なコミュニケーションを通じて、さらなる素敵なご縁をつないでほしい」という願いがあるからです。
残念ながら、この現代社会。家族はもとより、親戚、友人、近所、会社や仕事関係など、人間関係にはたくさんのストレスがつきまとっています。
そのストレスがきっかけで、様々な事件事故が多発しているのも事実です。
人間関係のストレスをなくそうとしたら、人づき合いをやめれば確かに消えるでしょう。
しかし、豊かに“生きること”が大切ですから、仕事もプライベートも「人とのつき合い」を避けて通れません。
けれども、どうでしょう?
それほど、人とのつき合いは大切なのに、学校では人間関係の正しいつくり方を教えてはくれません。
だから、人間関係が苦手と感じている人が多いのです。
人間には感情があるからこそ、自分にとって好きと感じる人もいれば、そうでない人もいます。
あなたのまわりに、「なんとなく合わない……」という人はいませんか?
逆に、いつもいい感じでつき合える人もいませんか?
その人たちの顔をそれぞれ思い浮かべてみてください。
思い浮かべた中で、この感情を単純に「合う→好き」「合わない→嫌い」と変換してしまうと、ストレスがたまる一方ではありませんか?
それもそのはずです。
このストレスが生じる根本的な原因は、「相手の性格」を理解していないからです。
相手の性格は、その人の持つ、特有の性質です。
この性質を理解してあげなければ、ストレスからは永久に逃れられません。
仕事でもプライベートでも、この人と合わないからといって、いちいちストレスをため込むなんて、嫌ですよね……。
そんな状態では、何をやっても楽しくありません。
人と出会うという行為そのものに対しても、逃げの姿勢になるだけです。
それでは、素敵なご縁はいつまでも生まれないのです。