特に、夜型生活に慣れてしまっている人ほど、休みの前日につい夜ふかしして、翌日に寝坊してしまいがちです。

 せっかく平日に規則正しい睡眠リズムを維持していたのに、そこで睡眠のリズムが遅寝遅起きにリセットされてしまうのです。

 そもそも寝足りなく感じるのは寝不足のサインです。そんなときには、「睡眠の質」を充実させたほうが、根本的な解決になります。

 休日にだらだらと寝坊するのは、睡眠のリズムが崩れて逆効果になることを覚えておきましょう。

朝寝坊でも足りない場合の
昼寝は「午後3時まで、30分以内」

本連載の著者・中村先生の新刊『仕事が冴える「眠活法」』

 とはいえ、休日にふだんの睡眠不足を解消したい気持ちもわかります。時間に余裕のある休日は、平日の睡眠負債を取り戻すチャンスでもあります。

 寝だめはできませんが、不足している睡眠不足は補うことができます。「せっかくの休みなんだから寝ていたい」、そう思うくらい疲れているときは、時間を決めて少し長く眠りましょう。

 睡眠のリズムを乱さないのは1~2時間程度です。ふだんの睡眠時間プラス2時間を目安にして、その時間にはいったん起きるようにします。

 ふだん起きている時間から、2時間以上遅く起きてしまうと、体内時計のリズムが乱れてしまいます。

 そこでいったんは起きて布団から出ましょう。起きたときに、まだ眠かったり、だるかったりしたら、熱めのシャワーを浴びて体を目覚めさせます。

 それでも寝足りないときには、午後3時までに20~30分の昼寝をしましょう。午後3時までの昼寝であれば夜の眠気にはほとんど影響はありません。