9月になり気候も次第に涼しくなり、ジャケットを着る機会も増えてきたのではないでしょうか。季節の変わり目だからこそ、今までのファッションを見直すいい機会かもしれません。(ファッションスタイリストジャパン代表取締役 西岡慎也)
ホテルマンは靴とバッグを見て
お客の質を判断する
皆さまは、小物といえば何を思い浮かべますか? 財布・名刺入れ・ボールペンなど色々な物がありますね。今日はその中で、小物の“三種の神器”に数えられるバッグについてお伝えしていきたいと思います。
男性はそうでないかもしれませんが、女性はバッグにお金をかける方が多いと言われています。その時々の流行もあるので、それに合わせてバッグを買い替えるという方もいらっしゃると思います。
でも、理由はそれだけではありません。バッグはそのブランドを象徴するアイテムです。このため、特定のブランドのバッグを持つという事は、そのブランドを愛用している象徴となります。つまり、女性がバッグにお金をかけるのは、自分をランクアップして見せてくれる安心感をも買っているからです。だからこそ、カジュアルな洋服にも高級ブランドのバッグを合わせる女性が多いようです。
また、バッグはその人の印象を決定する重要な要素と見なされています。ホテルなどでは、靴だけでなくバッグもお客様の質を判断する基準の一つとされており、それによって扱いが変わる場合もあるそうです。
必ずしもブランドもののバッグを持つ必要はありませんが、自分のスーツスタイルに合った質のいいバッグを持つことは、ご自身の価値を上げることにつながります。