フォローしている企業をカテゴリ別に見ると、上位3位は「ファッション」「フード・ドリンク」、そして「コスメ」。彼女たちは企業公式アカウントの投稿自体を面白がっているだけではなく、クーポンや商品・サービスの最新情報など、実益になりそうな情報を目ざとく発掘しているようなのだ。

 女子、SNSへの接し方、堅実だな、おい。

出典:マーケティング情報メディア「BWRITE」『SNSコンテンツについての意識調査【10代編】』 拡大画像表示

ステマなんてやったら
女子にポイ捨てされてしまう?

 こういう結果を見ると、企業がSNSでの広報に力を入れるのも納得できる。しかし、同時に生まれるのがステマ(ステルス・マーケティング)など新たな問題。

 8月末には、フォロワー数が2万人を超えるインスタグラムのアカウントが、青汁を販売する会社の職員によるステマアカウントだったことが判明。

 米国でもインスタグラムにおけるステマは問題視されており、今年4月には、米連邦取引委員会(FTC)が、影響力の大きい、いわゆる「インフルエンサー」と呼ばれる有名人たちに、ステマをしないように警告文を送付。

 さらにFTCは、今月にも「スーパーモデルのナオミ・キャンベルさんや女優のリンジー・ローハンさんら有名人21人に対して、写真共有アプリのインスタグラムにおける商品掲載で何らかの報酬を得た事実がないかどうか、問い合わせる書簡を送る」(9月13日付ロイター)など、厳しい姿勢を見せている。

 ただまあ、当局による取り締まりは必要だが、それ以上にユーザーの目線は厳しいのではないかとも想像する。「この人、なんかステマくさいな」と思ったら、有益な情報を探している女子たちにはポイッと捨てられてしまうのではなかろうか。溺れた犬は棒で叩くのがネットの恐ろしいところなので、ステマなんてやれる立場でも、私はやろうとは思いませんがね。

(フリーライター 唐仁原俊博)