目も見えず、耳も聞こえなくても、周りの様子はしっかりわかる!
じゃあ、カモノハシがどうやって水の中でまわりのようすを察知するのかというと、くちばしを使います。
かれらのくちばしは、えものが発するわずかな電流をセンサーのように感じとることができるのです。これにより昆虫や小エビなどの小さなえものでも、見事につかまえてしまいます。
カモノハシって、どんな動物?
カモノハシは、体長38cmほど。オーストラリアの川や湖に生息しています。卵を産みますが、最終的に乳で子どもを育てるため「哺乳類」に分類されています。
じつは、カモノハシは毒をもっています。オスの後ろ足の付け根には、強力な毒を敵に打ちこむ「蹴爪」があるので、野生のカモノハシに遭遇したときは気を付けましょう。