電話を制するものは、情報も会社を制す

 いまはメール全盛の時代です。隣に座っている人が、どこの誰と仕事をしているかがわからないなんてことは多々あります。でもだからこそいま、電話が重要なのです。

 誰よりも一番先に電話に出るだけで、会社の取引情報を把握することができます。

 「○○会社とAさんは最近仕事をし始めた。××商事は最近、疎遠になったな」など、メールでは決して手に入れることができない会社全体の取引情報が獲得できます。

 また、取引情報を知ることで、キーマンに対し、先まわりして根回しや自主提案もできるようになります。

 さらにW先輩や新聞記者さんの事例のように、電話で他人にアピールや貢献ができ、評価をあげることもできます。

  まさに「電話を制するものは、情報も会社も制す」のです。
  まず、自分が電話を率先して出て、「赤ちゃん肌理論」でやさしく対応。
  また「復唱OK理論」で、きちんとあなたの話を聞いていますと印象づける。
  さらに、人が電話に出ているときは「電話で一句理論」で、キーマンの情報収集の手助けにもチャレンジする。

 たかが電話とも言えますが、メールでは決してできない、「他人への貢献」という価値がそこには眠っています。もし、すべての理論をコラボしていけば、乗数効果8倍の威力を発揮してくれるはずです。  

2011年8/25付「東京スポーツ」より
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『<落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!>ぶっちぎり理論38』

ダメ社員がスーパー副部長へ!
「郷ひろみ理論」×「100%…SOかもね理論」や「ンフ理論」×「大波小波理論」で効果2倍、「いま、いいですか?理論」×「こちらから理論」×「赤ちゃん肌理論」で効果16倍など、「ぶっちぎり理論38」の効果が乗数倍に変わる最強コラボ技14も紹介。どれも3秒で使えて効果は一生です。
 

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後田良輔(うしろだ・りょうすけ)
1972年生まれ。「絶対に失敗しない気配りのツボ」を超具体化し、累計30億円以上稼ぐ、現役大手広告代理店のスーパー副部長。新人時代は、社外から「空気が読めない広告費ドロボウ」、社内では居眠りばかりで「メトロノーム」と呼ばれる。 プライベートでも23歳まで童貞。やがてうつ状態となり、半年間社会人をリタイア。その後、デキる社員の行動を2000時間観察し、夜の街に3000万円を投資。ぜんぶ3秒でできる「ぶっちぎり理論38」を開発。見えない気配りの見える化に成功し、 業界平均の1000倍に当たる新規扱い10億円の案件や世界連合企業から15億円のプロジェクトを獲得。また、「KHA(こんなの はじめて ありがとう)理論」で、女性にモテはじめ、5人同時に告白されるようになる。