試験場は全長4.2kmの高速周回路と市街地路、悪路などのテストコースで構成されており、新たにインターチェンジやサービスエリアを想定した「高速道路の分合流」、高速道路の「緩やかなカーブ」、北米のフリーウェイを想定した「コンクリート舗装路」、片側1車線・対面通行を想定した市街地路、右折レーンの導入路や欧州で多い「ラウンドアバウト(円形交差点)」を再現した。

Photo:SUBARU

 アイサイト搭載車は世界中の予防安全評価でトップ評価を得ているほか、スバル車は世界に輸出されており、各国の道路事情や気候なども考慮しなくてはならない。

 アイサイトの基本性能は「どの仕向地使用も同一性能だ」というので、ここでの試験は重要な意味を持つことになる。

美深の試験場内に宿泊施設を作らず、離れた町から通勤して試験を行うようになるが、これは「試験場と宿泊施設への一般道の往復で得られる体感や性能評価、新たな『気づき』が次の進化へのヒントになることも多い」からだそうだ。

実際にコースを
走行してみたところ…

 筆者は実際のコースの一部を走行できるチャンスを得た。

 試乗したコースは高速周回路とサービスエリアを想定した広場での特設スラロームコース。

 高速周回路は路面が新しく舗装の程度も良く、とても走りやすい、高低差はさほどあるようには感じられず、うねりなども見当たらないが、1ヵ所だけ大きい段差がある場面があった。実際のところは定かではないが、サスペンションやボディ剛性の評価を行うためにわざわざ残したのか?とも思えた。