雪岡直樹
スバルの新型レヴォーグが8月20日から先行予約が開始され、正式発売は10月15日を予定している。現在各地の展示会では大勢の人が会場に足を運んでいると聞くと、その注目度の高さが感じられる。実際の受注もかなり入っているという情報も聞く。エンジン・ボディ・内外装・そしてアイサイトと全方位で進化している新型レヴォーグ。運動性能はもちろんのことだが、あえてアイサイト非搭載の車に乗ると、アイサイトの進化がいかに凄いことかということに改めて気がつく。

スバルの新型レヴォーグが20日に発表になった。2019年の東京モーターショーでお披露目されてから、注目を浴びていた同車だが、秘密のベールに隠されていたエンジンや内装、新型EyeSight(アイサイト)などがようやく明らかにされた。一足先にジャーナリストや媒体向けに行われた試乗会で新型レヴォーグに乗る機会を得た。

2019年3月に富士スピードウェイで「STI MOTORSPORT DAY」が行われたのは、スバルファンなら忘れられないイベントだろう。STI単独で開催された初めてのイベントが終わり早くも3ヵ月、スバル・STI・ファンは今後どう向き合っていくのだろうか。

スバルは、毎年何かしら手を加え商品の魅力をアップさせる「年次改良」を頻繁に行うメーカーとして、クルマ好きには知られている。むろん、スバルの世界戦略車であり、屋台骨を支えているフォレスターも例外ではない。

スバルは「ニュルブルクリンク24時間レース」のSP3Tクラス(2リットル以下のターボ車部門)で、5度目のクラス優勝を果たした。スバルの同レースへの参戦は今年で10年。スバルが同レースにこだわり続ける理由とは。

スバルが2014年から冬季限定で実施しているイベントがある。「スバルゲレンデタクシー」がそれだ。リフトの代わりにゲレンデ上部までスキーヤーやスノーボーダーを送り届けるものだが、スバルの狙いとは何か。

東京モーターショーが閉幕した。来場者にとって、肝心の車両は見やすくて好ましい展示方法だったのか、撮影しやすい空間だったのか、プロのカメラマンとして仕事している筆者の立場から振り返ってみた。

スバルは近年、「アイサイト」を軸とした高度運転支援技術を武器に販売台数を伸ばしている。同社がアイサイトをさらに進化させるために改修したという、北海道美深町にある美深試験場の模様をレポートする。
