アイディアが浮かばなければ、走れ
毎日ランニングをしていて、思ってもみなかった効果があることに気づきました。
走ると気づけるのです。
「何気の臨戦態勢」がつくれる。
机の前ではなかなか気づけないことが、気づけるようになるのです。
走り始めてすぐにわかったのは、走っているその状態が車の運転とよく似ていること。車の運転は、集中しなければ事故ってしまいますから、けっこうな割合で五感を奪われます。
走ることは、事故の危険こそ少ないものの、肉体的には車の運転以上に過酷で、やはり五感や意識を奪われる。「あの企画書どうしよう?」とか、それどころではありません。
苦しくて、「うわあもうダメだ」と感じた瞬間に、いきなりふっと気づく。
そして頭の中に浮かんだいろいろな記憶が、「何気の臨戦態勢」の中で複合し始めるのです。
これがまた新たな気づきとなり、企画につながっていくのです。