スケジュール調整は相手任せでもいい
やり取りの回数を極力減らせ

 仕事はどうしても他の人との関わりの中で行われることがほとんどなので、自分の思い通りのペースで進められないことが頻繁に発生します。

 コミュニケーションというのは、冗長なやり取り(オーバーヘッド)や手戻りの多い行為です。

 何しろ自分とは違う価値観・判断基準・理解度・前提知識の人たちとやり取りしなくてはならないので、自分が思考・行動するペースでそのまま進むわけではないからです。なので、コミュニケーションを工夫することも、仕事の速度アップのためには必要不可欠なアクションと言えます。

 まず、もっともオーバーヘッドの多い行為がスケジュール調整です。

 相手と自分の時間軸を合わせる行為は、ビジネスの中で実は一番コスト(手間と時間)がかかります。ただ、スケジュール調整の面白い特徴は、コストが発生していることが見えにくい点です。そのため、自分の仕事の速度アップの阻害要因になっていることにも気づきにくい側面があります。

 このスケジュール調整の時間を圧縮するのは、仕事の速度を上げるためには絶対にやらなくてはならないアクションです。

 では、どうすればよいか。

 これはもう「無駄なやり取りが出ないように選択を簡単にできるようにする」ということになろうかと思います。そして、前述の「プライオリティ付け」と直結させる必要があります。