2カ月の支払期間を超えた場合は、GMOPSが18カ月かけて回収する。現時点で、サービス開始から2カ月と18カ月を合わせた計20カ月が経過していないため、最終的な未回収率はまだ不明だ。そのため、ZOZOツケ払いの代行による利益は、17年9月期決算には計上していない。

 GMOPGは、スタートトゥデイから受け取っている手数料を公表していない。だが、もし未回収率が高まれば、手数料収入を圧迫する。回収にも相応のコストが掛かるわけで「ZOZOツケ払いの代行はGMOPGにとって、決して楽な事業ではない」(金融業界関係者)との見方は根強い。

「3カ月後支払い」も登場

 今月には、ファストファッション通販サイトのSHOPLISTを運営するクルーズが、さらに長い3カ月間の「超あと払い」を試験導入した。支払期間が2カ月を超えるため、割賦販売法に基づいてクレジットカード利用者と同等の審査をし、滞納者は個人信用情報機関に登録される。

 ファッション通販サイトは成長産業との期待も大きいが「あまりに目先の利益を取りに行き過ぎではないか」(前出の関係者)との指摘がある。

 ZOZOツケ払いがどの程度の利益を生むのだろうか。来年6月末、GMOPGの18年9月期第3四半期決算時には未回収率が確定しているはずだ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 岡田 悟)