【タイプ3】「人間性」に問題がある人

 ここでいう「人間性」というのは性格や人柄ではなく、「仕事に対する適性」といったほうがいいかもしれません。これもいまの若者だけでなく、あらゆる世代の人に当てはまるものです。やる気がなくて仕事をサボるような人、言い訳ばかりしている人、すぐに仕事を投げ出す人、人を見下す人……などがその一例です。

 たとえば、人を見下す人は、自分に過剰な自信があるのかもしれません。そういう人は、自分が困ったとしても上司や仲間の協力を仰がず、意見を聞かないので、結局、遠回りをすることになってしまいます。

 また、会社の悪口や上司の陰口をいう人もNGです。

 私は、コンサルティングを引き受けている会社に「社内の人間の悪口や陰口をいわない」「まわりの人の成功を喜ぶ」といったことを「会社のルール」にするよう指導することがあります。

「そういうことは、会社のルールとして定めることではないのでは?」と思うかもしれませんが、私はルールとして決めるべきだと考えています。

 なぜなら、「会社の風土」をつくることに大きく関わるからです。

 規模にかかわらず、社員が頻繁に陰口を叩いているような会社は社内の雰囲気が悪く、業績も悪化していきます。陰口が多いのは、社員が会社に対して不満や不信感を抱き、信用していないからです。それが会社の風土になってしまったら最悪です。会社には閉塞感が漂い、イノベーティブなことを一切できなくなるでしょう。それは会社の衰退を意味します。

 そうなるのは会社側にも問題があるとは思いますが、会社の方針や仕事のやり方に対して不満を抱いているなら、会議やミーティングなどで伝えればいいだけです。みんなの前でいいづらいのだとしても、直属の上司に訴えられるでしょう。

 それをしようとしないで文句ばかりいっている人に、信頼して仕事を任せられるでしょうか?