「appleはリンゴ」と教えると、何がマズいのか?

気をつけてほしいことの2つめが、説明のために日本語をいちいち口に出さないということです。
「『おはよう』はグッドモーニング、『こんにちは』はハローだよ」という教え方は、まさに和文英訳に縛られた学校英語スタイルそのものです。もちろん、「dogはイヌ、catはネコだよ」という説明で十分なケースもありますが、原則としては「英語を英語のまま理解させる」ことを意識しましょう。

その結果、「ママ、『キリン』と『giraffe』って一緒かなあ?」と子どもが“自分で気づく”のが理想です。この発見プロセスによって、子どもの地頭はどんどんよくなっていくからです。

そして最後が、「音と映像」。勉強イメージがある親御さんほど、子どもと英語をはじめようとなると、文字の書かれた本やテキストを買い込みがち。
第二言語習得においては「文字からではなく音から」「部品(文法・単語)からではなく、状況(映像・絵)から」が原則です。

(本原稿は斉藤淳・著『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語』から抜粋して掲載しています)

※注
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