③録音した自分の面接を、箇条書きにしていく
年間100回を超える講演会をこなしている人気女性著者から聞いた話があります。
彼女は、自分の講演をすべて文字に起こしていたそうです。
わかりにくい部分を赤字で修正し、その文字テキストを熟読して講演にのぞんでいたのです。
準備など全く必要ないと思えるレベルの人気講師でさえ、目に見えないところでそんな努力を重ねていたのです(私も彼女に触発され、就活講演の前にICレコーダーで録音し、テキストで打ってみましたが、かなりの効果がありました)。
全文を書き起こして読もうとすると、暗記したような口調になりがちなので、箇条書きにしていくといいです。
話の流れにそって、自分の話を箇条書きにして、最初はそれを見ながら話してみるのです。
そして、その録音をまた聞いてみる。
まさに、これはビジネス現場で使われているPDCAサイクルと同じです。
PDCAサイクルとは、生産管理や品質管理などをうまく進める進めるための方法です。
Plan(計画=自己紹介、志望動機の内容を考える)→ Do(実行=自分の面接を録音する)→ Check(評価=自分ツッコミを入れる)→Act(改善=ノートに書き記して、修正し、箇条書きにまとめていく)。この 4 段階を繰り返すことによって、あなたの面接力は間違いなくあがっていきます。