小泉元首相を、倒閣運動ともとられかねない痛烈な麻生政権批判に駆り立てたのは、ほかでもない、一連の郵政民営化潰しの動きにある。特にかんぽの宿売却問題は、日本郵政・西川善文社長の追放を目指す官僚の自爆テロだった疑いすらあり、小泉氏も警告を発したのではないかと、竹中氏は指摘する。
竹中平蔵(慶応大学教授・グローバルセキュリティ研究所長)
1951年和歌山県和歌山市生まれ。一橋大学経済学部卒。日本開発銀行などを経て慶大教授に就任。2001年小泉内閣で経済財政政策担当大臣。02年経済財政政策担当大臣を兼務。04年参議院議員当選。05年総務大臣・郵政民営化担当大臣。
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