会議は選んで出ましょう。重要な意思決定を自分の意図する方向へ動かしたい会議には力を入れ、それ以外は力を抜いてスルーするくらいでいいのです。会議にお声がかからず面白くないと思ったらダメ上司予備軍です。
通達事項なら、年度方針の発表などを除けば議事録を読めばすむものです。暇な管理職のおしゃべりにつき合う必要はありません。4割超の人が会議中に内職するなら、会議に参加しなくても同じです。
会議から堂々と抜け出すテクニック
外資系の場合、アメリカやロシアなどは同じ国内であっても国土が広く、なかなか集まることができません。また、国境をまたいで会議をすることも多いので、電話会議が主流です。慣れてしまえば、資料と音声だけのシンプルなやりとりになるので、余計な情報がない分、効率的です。
日本だと集まれてしまうのが厄介です。会議時間が60分を超えるときは出席しないほうが賢明です。とはいえ、どうしても参加しなくてはいけなくなったときの裏技があります。
「その会議よりもっと重要な予定」を入れて、途中で堂々と抜け出せばいいのです。
• 重要なお客様の部長から声がかかった
• 専務から任されているプロジェクトの報告をこの時間にする必要がある
会議参加者や招集した上司が「その予定なら会議を抜けてもしょうがない……」と思うような予定を入れてしまえば、胸を張って抜け出すことができます。
■参考記事
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