スマートフォンなど新製品の誕生によって、健康管理の世界も家電との親和性がますます強くなってきた。そのためCES(世界家電見本市)にも「Digital Health」や「Sports & Fitness」といった展示コーナーが存在する。
今回はそこで見つけた面白ガジェット(目新しい小物)の数々を紹介したい。
運動を楽しむためのガジェットでひときわ目を引くのが、MP3プレイヤーの「UwaterG2」(写真右)だ。見てのとおり水の中を泳ぎながら音楽が楽しめてしまうというツワモノ。ウォークマンの誕生から20年以上が経ち、ついに音楽は水の中にも持ち運べるようになった。
マイクロソフトのXbox360用機器「Kinect」も、楽しく運動するためのガジェットの一つだ。ユーザーの動きを認識し、体全体をコントローラーのようにしてゲームを楽しむことができるため、フィットネスゲームに最適なのだ。会場でも参加者が楽しそうに体を動かしていた(写真左)。
一方、健康管理が簡単にできるガジェットも多数、展示されていた。たとえば「Body Media FIT」(写真右)を腕に巻いて一日を過ごせば、ダイエットの専門家を雇ったも同然だ。
運動時はもちろん、寝ているときも人はカロリーを消費しているが、24時間それを記録し続けてくれる。また、自分が何を食べたかをソフトに入力することで摂取カロリーを算出でき、摂取と消費のバランスを知ることもできるのだ。