Rさんのように「早めに離婚してよかった」と考える人は多い。Yさん(男性・29歳)も24歳で結婚し、わずか2年で離婚したのだが、その早さで離婚したことは「間違っていなかった」と言い切る。

「もともと結婚直前に彼女の浮気が分かって、結婚後にも再度の浮気が発覚しました。一緒にいると楽しいし、尊敬できる部分もあるのですが、さすがに何度も浮気されるのは我慢できませんでした。子どももいなかったので、思い切って離婚しましたね。彼女にとってもそれがよいのではないかと…」

 結婚は“一生の誓い”ではあるが、「やはり結婚してみなければわからないこともある」とYさん。結婚後に初めて浮かび上がる本性や、許せない認識や意見などのズレは出てくるという。それらを何年も我慢し続けたところで「そんな人生は幸せではない」とYさんは考える。ならば、早めに離婚するのも「一つの手ではないか」と。

 Yさんは、今でこそ彼女のいないフリーだが、結婚後は何人かの女性と付き合ったようだ。

 子どもを持っていない人は、20代で離婚したことをむしろ肯定的に捉えているケースが多かった。それを踏まえると、結婚と離婚の位置付けは今よりもっと“軽い”方が実は幸せになれるのではないだろうか。

 結婚・離婚の意味合いや、それにまつわる行事が“重い”ため、どちらも簡単には一歩を踏み出せない。そうやすやすと決断できない。とはいえ、実際に結婚しなければ気づかない問題はあるし、場合によってはとても深刻となる。
 
 もしもその問題が乗り越えられないものなら、離婚するのも仕方ない。だが、離婚の意味合いが重く、周囲の反応も気になるからこそ、なかなか離婚へと踏み切れない。我慢を続けてしまう。