もし引き伸ばした末に離婚へと至ったならば、その分だけ新たなスタートのチャンスを減らしたことにもなるのではないか。
 
 結婚と離婚の意味合いがもう少し軽いほうが、より幸せな夫婦は増えるかもしれない。そんな風に思ってしまった。

子育ては大変だが、いい面もある?
20代の離婚をどう考えるべきか

 子どもがいる状態で離婚した人は、その決断をどう感じているのか。実はこちらも、離婚を悔やんだりネガティブに捉えたりしているケースは少なかった。

 Kさん(34歳・女性)は、22歳で結婚。23歳、24歳と2人の子どもを生んだ。しかし、27歳のときに離婚をしてしまう。2人の子どもは、今も彼女が育てている。

「子どもが生まれてから、彼の子育てに対する態度を見るにつれてストレスが溜まりました。次第にケンカも多くなり、離婚しましたね。ただ、後悔はしていませんし、そのタイミングでよかったと思います」

 Kさんの元夫は、仕事で疲れて帰ってくると、あからさまに子どもを遠ざけたという。そういった態度がエスカレートするにつれて、「子どものために離婚しよう」と決心したようだ。

「確かに1人で子どもを育てるのは大変ですし、金銭的な不安もあります。でも、後悔はしていませんね。子どもがいる分、当時、本当に離婚すべきかずっと悩みましたから。考えた末の決断です。離婚後も、自分の決断で子どもにその道を歩ませているのに、私が後悔してはいけないと思っています」

 彼女は現在、実家暮らしということもあり、両親の助けを借りながら子どもを育てている。若いうちにシングルマザーとなったが「その分、両親もまだ元気で、いろいろ助けてくれるのでよかった」という。