「ここからは宣伝です」と宣言します
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2月2日配本の新刊タイトルは『地球に残された時間』(原題:『World on the Edge』)。世界は様々な環境問題、そこから派生する政治的な課題を抱えておりますが、温暖化にともなう海面上昇など、日本にとってもそれは他人事ではありません。
なかでも東日本大震災によって日本のエネルギー政策には大きな転換点が訪れました。原子力発電に依存せず生きていくためには、どうすれば良いのか。日本語版への書き下ろし序文も追加されたこの本には、その重要なヒントも隠されています。
本作品の装丁はbookwallの松昭教さんにお願いをさせていただきました。弊社でも『こうして私は世界No.2セールスウーマンになった』や『こころを動かすマーケティング』を担当。また、『地域密着が成功の鍵! 日本一のチームをつくる』など、この日記の編集担当C鉢が担当した作品のほとんどは松さんのデザインです。
書籍オンラインでもインタビューがありますので、よろしければ是非ご覧ください。
打ち合わせの際には、「環境のコーナーで目を引くインパクトがあり、かつ出過ぎない『品』があるもの」というリクエストからはじまり、日本語として破綻した説明をしたにもかかわらず、素敵なデザインを出していただきました。
画像ではやや見えにくいと思いますが、水平に置かれた砂時計の中を砂が流れています。環境コーナーでのインパクトがあり、また時間に対する想像力をかきたてられる装丁。年末年始の超特急のスケジュールでお引き受けいただき、本当にありがとうございます。
さらに、翻訳は環境問題に対する取り組みで日本を牽引している枝廣淳子さん、中小路佳代子さんにご担当いただきました。色々とアドバイスをいただき、大変に感謝しています。
レスター・R・ブラウンの最新作、お近くの書店さんで見かけた際には、是非とも手にとっていただきたいなと思います。
今後もちょこちょこと小出しに宣伝をしていきたいと思いますので、来週以降もお付き合いください。
今週の気づきと来週以降のテーマ
・成人式は微笑ましい
・お土産の催促は積極的に
・あからさまな新刊の宣伝を続ける
(本連載は毎週水曜日更新です。本文登場の松さん率いるデザイン事務所Bookwallさんに今おじゃますると、「お神酒」がいただけるというツイートを見て、用もないのに行こうか思案中です。)