去年、なぜケガに見舞われた?
五輪のシーズン初戦となるオータム・クラシックでは、ショートプログラムで自身の持つ世界最高得点を更新して、最高のスタートとなったと思いきや、翌日のフリーでは大失速。ジャンプのミスが相次ぎ、フリーは5位に終わりました。
本人も「ぐじゃぐじゃになった」と語るほど、不本意な結果でした。
それだけではありません。羽生選手の不運はまだ続きます。
平昌オリンピックの前哨戦である「ISUグランプリシリーズ」。大阪で開催された第4戦のNHK杯で、思わぬハプニングが羽生選手に襲いかかりました。
会場での公式練習中、大技の「4回転ルッツ」に挑んだものの着地に失敗。
右足関節外側靭帯損傷と診断されたのです。
まさに、危険信号がともってしまった2017年。
なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか?
「誰にでも調子が出ないときはある」「ケガだってしょうがない」という人もいるでしょう。
しかし、この負の連鎖は、羽生選手の「9code(ナインコード)とバイオリズム」を見れば、その理由がハッキリとわかるのです。