ありとあらゆるマネジャーを観察してわかった「マネジャーに本当に必要な能力」
これまでの経験から、売れる人と売れない人に法則があることはわかっていました。だから、成果を出せるマネジャーと出せないマネジャーにも法則があるはずだと思ったのです。その一心で、必死に研究しました。
分析といっても、ただ机にかじりついていたわけではありません。休日も返上し、西へ東へ日本全国のマネジャーを訪ねて、話を聞かせてもらいました。もちろん会社はそんなことのために交通費を出してくれませんから、自費です。
こうした行動の結果、成果を上げるマネジャーと、そうではないマネジャーには明確な違いがあることがわかりました。そして、それは生まれ持っての才能などではなく、あとからいくらでも身につけることができるものでした。
それを実践した私は、どうなったか?
私は見事に、マネジャーとして活躍することに成功し、冒頭にお話ししたような成果を残すことができたのです。
その後も、マネジャーとして、さまざまな組織に携わり、またマネジャーの教育や研修に携わったことで、できるライフプランナーとそうでないライフプランナーの違い、さらには、できる組織とできない組織の違い、結果を出せるマネジャーと出せないマネジャーの違いが、はっきりとわかるようになりました。