「手取りを増やす」ためには、税金の仕組みを知ることが早道。新刊『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65』から、抜粋してそのエッセンスをご紹介します!

年金の税金は「雑所得」
その中でも2種類に分けられる

前回、老後にもらう「年金」は、大きく3つの種類があることがわかりました。

本書は、「手取りを増やす本」ですから、税金の引かれ方を知っておく必要があります。合法的に税金を減らせば、その分、手取りが増えるからです。
年金は、所得の種類の中で「雑所得」になりますが、雑所得はさらに2つに分類されます。一定の非課税枠である「公的年金等控除額(非課税枠)が使えるグループ」と、自分が支払った金額を経費として差し引く「ただの雑所得グループ」があります。

「公的年金等控除額」が使える雑所得は、国の年金と企業年金、そして私的年金のうち「iDeco」と「小規模企業共済」です。民間の個人年金保険(共済)は、年金額から自分が支払った保険料を差し引いたものが「雑所得」になります。
非課税枠である「公的年金等控除額」は、以下の図のように収入金額に応じて設けられています。

深田晶恵(ふかた・あきえ)ファイナンシャルプランナー(CFP)、(株)生活設計塾クルー取締役。1967年生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である生活設計塾クルーのメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じてマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上、「すぐに実行できるアドバイスを心がける」のをモットーとしている。ダイヤモンドオンライン、日経WOMAN等でマネーコラムを連載中。主な著書に『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂6版』『平均寿命83歳!貯金は足りる?定年までにやるべき「お金」のこと』(ダイヤモンド社刊)『共働き夫婦のための「お金の教科書」』(講談社刊)ほか多数。