甲子園に出場した
学校の総数は?

 それでは、地方大会の予選に参加している学校のうち、甲子園に1度でも出場したことがある学校はどれくらいあるだろうか。

 地方大会の予選参加校総数は、2002年と2003年の4163校をピークに減少に転じ、2017年夏の全国各地の予選に参加した高校は計3839校。一方、1915(大正)4年の夏の第1回大会以降、昨年夏までに甲子園に出場した学校の総数は春夏合わせて1050校ほどある(ただし、この中には戦前には予選が開かれていた満州・朝鮮・台湾の学校の他、青森師範や秋田師範といった旧制の師範学校[現在は大学に昇格]など、現在の予選には参加しない学校も含む)。

 また、廃校となった駒大岩見沢高(北海道)や飯塚商(福岡県)、学校は存続しているものの、野球部が廃部となった米子南高(鳥取県)なども予選には参加しない。さらに、近年は少子化で高校の統合が進んでおり、甲子園出場校同士の統合も各地で起きている。

 東海大一高と東海大工の統合でできた東海大静岡翔洋高(静岡県)、鳴門工業高と鳴門第一高の統合でできた鳴門渦潮高(徳島県)などは有名だが、大分県では甲子園出場経験のある、別府商業高、別府羽室台高、別府青山高の3校が統合して別府翔青高となるなど、甲子園出場校自体もかなり減少してきている。

 これらを差し引くと、昨夏予選参加校のうち、甲子園に出場したことがあるのは1006校(今春初出場の6校は除く)となる。全参加校に占める割合は26.2%で、実に4校に1校以上は甲子園に出場したことがあるという計算になる。