新型LEXUS LSのガソリン版はドイツ車に負けない楽しさだEXECUTIVEも見た目はスポーティ

 いっぽうで、もうひとつ、LS500の特徴をあげるなら、走りの楽しさにある。じつは17年暮れにクローズドのコースで試乗した際はあまり感心しなかったのだけれど、今回公道試乗をしたところ、完成度が高く、短時間の熟成ぶりにびっくりした。

 エンジンは最高出力310kW(412ps)を6000rpmで、最大トルクの600Nmを1600rpmから4800rpmで発生する。発進時からパンチがあり、中間加速といって走行中にアクセルペダルを踏みこんだときも強い力を感じさせながら速度を増すのだ。

 ステアリングホイールを切ったときの動きも敏速で、ゆったりした大型セダンというより、スポーティさが印象に残る。

 実際にレクサスの技術者はこのLS500を「走りが楽しめるセダンにしたかった」と語っている。その目的は十分に達成されていると思う。

 印象深い仕上がりなのは、全体のバランスのよさだ。開発車の目的どおり、すべてが連動して気持ちよい走りが実現されているのだ。