ライフネット生命保険株式会社 代表取締役社長。
1976年埼玉県生まれ、幼少期を英国で過ごす。1998年、東京大学法学部を卒業後、ボストン コンサルティング グループ等を経て、ハーバード大学経営大学院に留学。同校を日本人では4人目となる上位5%の成績で修了(ベイカー・スカラー)。2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げる。2013年6月より現職。
世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」選出。
著書は『入社1年目の教科書』『入社1年目の教科書 ワークブック』(ダイヤモンド社)、『ハーバードMBA留学記―資本主義の士官学校にて』(日経BP社)、『生命保険のカラクリ』『がん保険のカラクリ』(文春新書)、『ネットで生保を売ろう!』(文藝春秋)など多数。
著者からのメッセージ
新入社員のみなさんに今知ってほしい
大事なことをまとめました。
入社1年目でその後の社会人生活が決まります!
司法試験の勉強に明け暮れた大学生活を終えた僕は、1998年にボストン コンサルティング グループ(BCG)東京事務所に就職しました。それから2年後、米国のベンチャー企業インターネットキャピタルグループ日本法人の立ち上げに参画するため、生涯で初めての転職を経験しました。
ところが、間もなくこのベンチャーが日本から撤退してしまったため、ニ度目の転職を余儀なくされました。2000年、僕は外資系投資ファンドへの入社を決意。
6年あまりの間に一度の就職と二度の転職を経験した僕は、2004年の秋から2年間の海外留学に旅立ちます。米国ハーバード・ビジネス・スクールでMBAプログラムを修得するためです。
上位5パーセントの成績優秀者に与えられる「ベイカー・スカラー」の称号をいただいて帰国すると、半年後の2006年10月にはライフネット生命保険の母体となる会社を設立しました。
これが、僕の大まかな職歴です。
まさに20代、30代を高速スピードで駆け抜けている感じ。
自覚はありませんが、周りからはこう言われます。
そんな僕も、2021年の春には社会人23年目を迎えました。
多くのビジネスパーソンの方々よりも、多様な組織に身を置いてきたと言えるでしょう。
様々な経験を踏まえて今振り返ると、
組織は変わっても僕の中で変わらない「芯」のようなものがあったという自負があります。
それは、仕事に取り組む際に大切にしてきた3つの原則と50のルールです。
決して目新しいものではありません。驚くような秘密が隠されているわけでもありません。
ごく当たり前の小さなことの数々です。
しかし、これらの原則を死守してきたからこそ、僕の成長は加速されたと信じています。
皆さんにも、人の何倍もの速度で成長を遂げてほしいと願っています。
『入社1年目の教科書』と『入社1年目の教科書 ワークブック』は、
このような社会人として心がけるべきことと、
読んだ瞬間から変えられる具体的な行動指針を3つの原則と50のルールという形でまとめました。
新入社員はもちろんですが、後輩・部下を指導する方、
転職・異動1年目の方、仕事の取り組み方を見直したいベテランの方にも、
ぜひ読んでいただければと思います。
『入社1年目の教科書』66万部突破のベストセラー!
66万部突破のベストセラー&ロングセラー。新入社員が仕事を進める上で大切な「仕事の3つの原則」と具体的な50の行動指針を1冊に凝縮。新社会人をはじめ、後輩・部下を指導する人、転職・異動1年目の人、仕事の取り組み方を見直したい人まで、幅広い層に支持されている。
新入社員が仕事を進める上で大切な「仕事の3つの原則」と具体的な50の行動指針を1冊に凝縮!!
仕事の原則1「頼まれたことは、必ずやりきる」
仕事の原則2「50点で構わないから早く出せ」
仕事の原則3「つまらない仕事はない」
ビジネスパーソンとしての第一歩を踏み出すための心構えは、
ベテラン社員でも実践できていないものが多く、
新社会人をはじめ、後輩・部下を指導する人、
転職・異動1年目の人、仕事の取り組み方を見直したい人まで、
幅広い層に支持されている。
また、上司が部下に、親御さんがお子さんに、先輩が後輩に
贈る本としてもおすすめだ。
ほかにも、短大・大学のキャリアデザイン学科で教科書採用されたり、内定を手にした高校3年生や専門学校生、短大生・大学生・大学院生などが「準備」のために読んでいたりと、読者層は広がっている。
『入社1年目の教科書 ワークブック』
『入社1年目の教科書』アップデート版!
シリーズ第2弾は、研修などで使えるワークブックです。
『入社1年目の教科書』を読んだことのない人でも理解できる内容になっています。3つの原則と50の項目以外、本文はすべて新規に書き下ろしました。
時代に即した内容にバージョンアップしています。
まさに、「社会人の基本」がギュッと凝縮された1冊です!
本書の特徴は以下のとおりです。
●難易度別に50の項目を再構成
【初級】新入社員がまず必ず身につけてほしいこと
【中級】これができれば、仕事を通じて大きく成長できる
【上級】ここまで実践できれば「活躍する新人」になれる
●チェックボックスを随所に設け、「読めた」「理解できた」「行動している」チェックができる
●入社1年生の素朴な疑問と回答を掲載。より深い理解が得られる
●『入社1年目の教科書』の発行時(2011年)以後に出てきたツール(LINE等)や変化した価値観などを踏まえて、内容をバージョンアップ
●気づきや振り返り、上司のコメントなどが書ける書き込みページをご用意。研修や勉強会で活用しやすい
『入社1年目の教科書』新聞広告
あらゆる世代に読まれている『入社1年目の教科書』
『入社1年目の教科書』シリーズは66万部超えのベストセラー。
新入社員はもちろんですが、あらゆる世代に読まれてる「仕事の定番書」です。
読者の方の声の一部をご紹介します!