「これまでの経験を活かして、はやく馴染めるようにがんばります」「一生懸命勉強して、お役に立てるようにつとめます」と中途採用の面接でアピールする人も多いと思います。でも、『20代に伝えたい50のこと』(ダイヤモンド社)の著者秋元祥治さんは、「中途採用に、求められていることとは何でしょう」と、投げかけます。本連載では、『20代に伝えたい50のこと』から抜粋しながら、メッセージをお伝えしていきます。

会社が中途に期待していること

 今では当たり前になった転職ですが、バブル景気の頃から徐々に一般的になってきたんだそうです。僕自身が採用する側になってみて、新卒採用と中途採用では大きな違いがあることに気がつきました。

 新卒や第二新卒(入社3年前後での転職組のこと。大卒であれば25歳~20代後半)であれば、求められるのはポテンシャルややる気だという会社が大半かもしれません。大学を出たばかりや、実務経験もない中で即戦力、ということはもちろん採用する側も期待していないはずです。

 一方で30代を過ぎた中途のスタッフを採用する側が、明確に期待していることは「即戦力」ということですよね。

 ただ実際に中途採用の面接では「これまでの経験を活かして、はやく馴染めるようにがんばります」「一生懸命勉強して、お役に立てるようにつとめます」なんて声を中途採用者の口から聞くこともチラホラ。そんな悠長なことを言っていてよいのでしょうか。

 僕はこう考えます。

 中途は、後半38分から投入されたフォワードなんだ、って。