スマートデバイスとクラウドに特化した法人向けソリューションを提供するアイキューブドシステムズ。ビジネス活用に必須のデバイス管理を、国内で先駆けて実現したMDMを含む「CLOMO」や、スマートデバイス用アプリが簡単に開発できる「Yubizo Engine」など、ユーザビリティを徹底追求したソリューションに定評がある。
アイキューブドシステムズの「CLOMO」は、2010年10月にリリースされた国内初のスマートデバイスのための統合管理プラットフォームだ。同社は、日本のMDM(モバイル・デバイス・マネジメント)のパイオニアでもあり、高い国内シェアを有している。
iOSやAndroidなど、OSの種類を問わずに統一してデバイスを管理できることや、クラウドサービスのため、わずか3営業日以内で導入できることが大きな特長。
さらに電子証明書発行で世界ナンバーワンの実績を持つベリサインとの提携を通じて、スマートデバイスで外部から社内システムにアクセスする際の認証を強化するサービスやアプリのセキュリティ管理サービスもラインナップしている。使い勝手のよさと安全性の高さ、また、一般的なMDMではカバーし切れない対応領域の広さが、多くの企業に選ばれている理由だ。
法人向けのクラウドサービスに特化
アイキューブドシステムズ
代表取締役社長
アイキューブドシステムズは01年、福岡市で誕生したITベンチャー企業だ。もともとは地元企業向けにソフトウエアの受託開発を行っていたが、創業者の佐々木勉社長が06年、米国のグーグル本社を訪問したことが、事業の方向性を大きく見直すきっかけとなった。
「グーグルを含む、シリコンバレー訪問で会ったITベンチャー企業の方がたが、自分の得意分野に徹底的にフォーカスした製品やソリューションづくりに取り組んでいたことが印象に残ったんです。一つの分野にフォーカスするのがベンチャーのあるべき姿ではないかと気づかされました」と佐々木氏は語る。
佐々木氏がフォーカスしたのは、クラウドとスマートデバイスに特化した法人向けのソリューションだ。