ちなみに筆者も、自分のポジションにかかわりなく、会社のミッション、サービス、社会的価値を、役員の一員のように語るようにしている。人の評価が自分の目標より下がることを知ってからは、それ相応な振る舞いをするための勉強として、会社のお偉方のスピーチやミーティングには絶対参加し、必ず質問もしている。自分の言葉で話すための情報収集をしているのだ。

「ゆとり」を持って「背伸び」し、少し上のポジションを意識した振る舞いを印象づける。こうすることで、仕事の結果にボーナス点を加算し、一歩上の評価を得ることができるだろう。

「仕事ができそう」と思われる秘訣(2)
凛とした美しい外見づくり

 謙虚さは日本人の美徳だが、「自信のなさ」が外見から見て取れることは、ビジネス上マイナスだ。「朝からテンションが上がらない」とダラダラ仕事をしたり、失敗したことをいつまでもくよくよ後悔したりといったネガティブな姿は、絶対に見せてはいけない。

「怒ってイライラの攻撃型」と同様に、「くよくよネガティブ内向型」もマイナス評価の対象である。ネガティブになっている間、周囲にとっては仕事相手として機能しづらく、なにより構うのが面倒くさいからだ。

 ネガティブな感情も人間の感情の1つ、感情を全く表に出さずに過ごすことはできない、との声も上がりそうだ。もちろんそうなのだが、ビジネスの場で心の内を子どものようにダダ洩れにさせてはいけない。「いつでも笑顔で一緒に仕事がしやすい人」でなくてはならない。

 ネガティブな「自信のなさ」は、感情を表に出さなくても、体から発散される。リラックスすると自然に軽く猫背になってしまう人、下を向いて歩くクセが付いている人などは、外見で損をしている典型だ。都会では特に、猫背・下向きで歩く人が多いが、せめて上司や同僚に出くわしそうな会社の近くでは、背筋をシャンと伸ばして「自信満々」に歩くべきだ。