民宿の業績はうなぎ上り
2軒目の建設も計画中

 現在、彼女の勤勉さと熱意と広い交友関係によって、民宿の業績はうなぎ上りとなっている。知名度が増すに連れて、ますます多くの人々がやってくるが、部屋数が6つしかなく賄いきれないため、すでに2軒目の民宿建設計画が決まっている。

 これは、あくまでスタートにすぎない。中国メディアの報道によれば、彼女は、台湾や日本など海外の民宿に匹敵するような、国際的な“田舎体験型民宿”にしたいと考えている。

 昨年の夏、四国の農村部を一緒に周っていたとき、やがてスタートしようとする民宿のキャッチフレーズについて相談を持ち掛けられた。私が考案したキャッチフレーズを聞いた彼女は「すごく気に入った」と飛び上がるほど喜んでいた。

「無料で、こんな素敵なキャッチフレーズを考案してくれた莫さんだから、うちの民宿はいつでも無料で提供します」と何度も強調してくれた。だが、まだ一度も利用していない。今年の夏までに、ビジネス現場の視察も兼ねて、九七民宿に泊まってみようかと考えている。

(作家・ジャーナリスト 莫 邦富)

(作家・ジャーナリスト 莫 邦富)