コミュニティとイベントが活発なミクシィ
日本のSNSの老舗、ミクシィ。やったことがある人も多いだろう。
現株式会社ミクシィが、2004年2月にサービスを開始したSNSだ。
当初は知り合いが招待されないと登録ができない「招待制」だったが、2009年11月にこれを廃止し、「登録制」となった。登録できる年齢も18歳以上から15歳以上と引き下げられ、ユーザー数を伸ばした。
ミクシィのユーザー層は幅広い。ビジネスマンもたくさんいるし、出会いを求めている人もたくさんいる。そして、全体で見ると「少しオトナ」だ。モバゲーやグリーと比べて、荒れることは少ない。
また、実名制のフェイスブックと違って、ニックネームでやっている人のほうが圧倒的に多い。だから、実際に顔を合わせたときもニックネームで呼び合うことになる。ミクシィが好きで、長く続けている人は、この仮名文化が気に入っているのだろう。
実名では書けないことが書けるのは、やはりいいものだ。
愚痴も、人に言ったら笑われてしまうような大きな夢もホンネも遠慮なく書ける。それが面白くて読んでいる人たちがいる。僕も、面白い日記を見つけてると、つい読んでしまう。ホンネだから、面白いのだ。
実名でないから、ホンネのコミュニティにも参加できるというのも大きい。実名では入りづらいようなコミュニティでも気軽に参加することができ、みな活発に情報交換をしている。離婚や借金問題などもそうだし、「アイドル好きって公言するのはちょっと気がひける」なんていう場合も、仮名なら気軽だ。ミクシィのコミュニティは、SNSの中でダントツに活発と言える。
コミュニティのイベントも頻繁に開催されており、実際に出会えるという面では、SNSの中でミクシィがナンバーワンである。コミュニティに入ったら、ターゲットが集まるイベントを探して、ぜひ参加したい。
たとえば税理士なら、起業家のコミュニティに入って、勉強会や交流会などのイベントに参加するといいだろう。
人間は、やはり一度実際に顔を合わせると、距離が縮まる。友達も一気に増える。
コミュニティの中にイベント参加者のリストができるので、そこから事前にメッセージを送って友達になっておくと、当日のコミュニケーションがスムーズにいく。
イベントに参加すると、一緒にビジネスができる仲間や、プライベートで仲良くなれる友達が見つかることがよくある。