グリーとモバゲーは若者と主婦が多い

 グリーとモバゲーは、ソーシャルゲームの印象が強いのではないかと思うが、ミクシィと同じような機能がそろっており、ブログを書いたりメッセージのやりとりをすることができる。

 友達を増やしたうえでグリー、モバゲーで日記を書くと、コメントが大量につく。みんな携帯電話で移動中のちょっとしたときに見ては、携帯メールに返信するようにさっと書き込みをするのだ。気軽に友達になり、ライトなコミュニケーションをするのが主流である。

 基本的にはバーチャルな人間関係で、あっさりしたつきあいを好む。ユーザーには若者と主婦が多い。

 モバゲーの友達は上限が6万5535人で、SNSの中で最も数が多い。ミクシィは1000人、グリーは3000人、フェイスブックは5000人なので、圧倒的に多いことがわかる。気軽に友達申請をしてよく、サークル(コミュニティ)などをうまく使えば、多くの人と知り合いになることができる。若者や主婦向け商品・サービスを持っているのであれば、やってみるのもいいのではないだろうか。

 実際、僕の音楽プロモーションはモバゲーをかなり活用した。クライアントでも、モバゲーを活用して成果を上げている人はいる。

 ただし、どちらも商品の宣伝行為は禁止されているので、プロモーションする際は、じゅうぶんに気をつけよう。「買ってください」など露骨な書き込みをすると、アカウントが削除されてしまう可能性がある。あくまでも、友達とつながりを作り、自分のファンになってもらうことを目的にしよう。

 露骨に売り込まなくたって、プロモーションの成果は出る。ブログなどによって、あなたがどんな人なのかわかってくると、相談や依頼のメッセージが来るようになってくる。

 具体的なプロモーションのやり方は、次回お話ししたいと思う。

 


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