はじめまして。ずんずんです。
金融系企業でまったりとマネージャーをしています。
最近ブログやツイッターで、若い人から悩みを聞いてほしい! という連絡を頂くようになりました。全員に御会いしてお話を伺わせていただきたいところですが、ずんずんは分身もできなければ、そんなに金もありません……
でも、ざっくり聞いてみると、皆さん人間関係で悩んでいるようですね。ちょうどいいタイミングで連載の依頼をいただいたので、外資系勤務の時代に編み出した私なりの「社内営業術」の話をしてみましょう。 


うきうき気分のずんずんさん。
なんと!
今度、ずんずんさんの下にアシスタントとして派遣社員さんがつくことになったのです。

今まで一介の平OLのずんずんさんでしたが、ついに部下持ちです。

やばいわー、
出世街道大ばく進だわー

もう給料も上がっちゃって、もてちゃってもてちゃって…
そんな明るい未来のことを考えて、ずんずんさんはわくわくしました。

ですが、この時、ずんずんさんは知らなかったのです。
まさかこの派遣さんが、

できない子

だった、なんて…。

☆☆☆☆☆☆

ずんずんさん「あ、あの…作っていただいた資料なんですが、ここが違うみたいなんですが…」

第4話 使えない部下の動かし方

ずんずんさんが、新しく入った派遣さんに恐る恐るそう声を掛けました。
派遣さんは、その言葉にきっとずんずんさんを睨みつけると、

派遣さん「前回と同じ様に作ったんです!」

と答えました。
そんな風に言われてしまうと小心者のずんずんさんは、

「あ、あぁ…そうですかー…じゃ、じゃあ私の方でも調べてみますね…へへ…」
と卑屈に笑って引き下がるしかありません。

なんと、ずんずんさんの下に配属されたのは、ずんずんさんよりも1回り以上も年上の女性の派遣社員さんでした。