マイナスの感情というと、嫌なイメージだと捉えがちだが、自分自身を知るためには最も近道ともいえる。たとえば「つまらない」と感じた時、自分の感情を否定する前に、「自分はなぜ、何をつまらないと感じているのだろう?」「どうしたらつまらなくないんだろう?」と考えてみてほしい。この「つまらない」という感情を丁寧にひも解いていけば、逆に自分が何に価値を見出すのかがわかってくるはずだ。

 つまり、「つまらないこと」の裏返しは「つまること(楽しいこと)」。それは自分が大切にしている「価値観」を発見するということと同じなのだ。

 自分の価値観や大切にしたいことを知ることで、より働き方や生き方が鮮明になる。だからこそ、マイナスの感情を邪険にしてしまうともったいないのだ。

 したがって、たとえ上司の言葉に「イラッ」とする瞬間があったとしても、どうかその感情を否定せずに向き合ってみてほしい。「イラッ」とする原因を探ってみれば、上司とのうまい付き合い方も見えてくるかもしれない。

「わかりました」「やります」はNGワード!?
上司への正しいリアクションとは

 仕事で失敗してしまった時、あるいは頑張ったけれど結果を残せなかった時、上司に呼ばれてお説教を受けるというシチュエーションは、若手社員にとってはよくあることだろう。

 ここで注意してほしいのは、そのような状況で言ってはいけない相づちがあるということだ。それは、「はい」「わかりました」「やります」。これらは素直で何の問題もないように思えるが、なぜNGワードなのだろうか。

 まず、「はい」という答え方は、相手からすると「伝わっているのかな?」と不安になる返答だという。続いて「わかりました」も、「わかっていないように見えるから言っているのに!」と、さらに相手が言葉を重ねるきっかけを作ってしまうのだ。