仕事の質を高め、やり直しを防ぐダンドリ仕事術「自工程完結(JKK)」は、仕事だけでなく、料理、勉強、旅行、スポーツなど「段取り」があるもの全てに活用できる究極の思考法と言えます。なぜ、究極なのか? 仕事の基本をまったく知らない人でもわかる? 学園でおこる難題に巻き込まれる女子高生のストーリーを通じて、ダンドリ、フレームワークといった幅広く使える便利なトヨタの思考法を世界一やさしく解説する話題の新刊『誰でもストーリーでわかる! トヨタの思考法――知識ゼロから驚くほど合理的な「自工程完結」が身につく』から、そのエッセンスを一部抜粋して紹介します。

世界一やさしく
トヨタの思考法(自工程完結)を理解する

 自工程完結とは製造現場で生まれた、『作業者自らが責任を持って、一つひとつの工程で悪いモノは作らない、流さない』という考え方です。『工程』とは『手順(プロセス)』を指します。

 例えば身近な例で、『カップラーメンを作る』手順で考えてみましょう。

 カップラーメンを作る手順は下記の通り。
「(1)お湯を沸かす(2)(沸くのを待たず)カップのフタを開けて、(3)粉末スープなどの袋を取り出し、(4)袋を破って粉末スープなどをカップに入れる。(5)沸いたお湯をカップの線まで注ぎ、(6)フタを閉めて、(7)3分待って出来上がり!」

 このように、おおよそ7つの手順に分けられます。

 これらの手順を間違いなく行う、つまり『一つひとつの工程を完結させる』こと(=自工程完結)により、美味しいカップラーメンが食べられます。