まず、受験料について、多くの人がいわゆる「本命」をメインに、ワンランク上の大学にチャレンジしたり、万が一の「滑り止め」を考えたりするため、複数の大学を受験することになり、10万~15万円以上かかるのが一般的だ。さらに大学入学金はざっくり25万円前後~30万円ほどかかるため、約35万~45万円が必要になってくる。

 入学金以外にも、「前期授業料」、「教科書代」、さらに、親元を離れて暮らす場合には「住居費用」、日々の「生活費」と、実際には受験から入学までの間だけでかなりの費用を用意しておいた方がよいだろう。

 このような「進学費用」について、大学生協の「2017年度 保護者に聞く 新入生調査報告書」によると、「受験費用」や「入学金」、「学校納付金」に「教科書など教材の購入費」などを合わせて、国公立大学で平均約127万8400円(自宅生)、私立大学で平均約148万4800円もかかっているという。

 さらに、親元を離れた下宿生となると、アパートの賃貸料なども加わり、国公立大学で約200万円、私立大学でなんと約224万円にもなってしまう。こうなると少なく見積もっても約130万円程度、多い人では「200万円を超えるお金」が必要になると思っておいたほうがよさそうだ。

 また、大学への入学手続きは、だいたい3月20日頃が最終的な締め切りとなるため、遅くともその頃までにはお金を用意しておかなければならない。しかも奨学金でまかなうことができないため、どうやって準備するかも考える必要がある。

“奨学金が使えない”期間はこうして乗り切る!

 では、多くの人は、奨学金でまかなえない出願から入学までの費用をどのように準備しているのか?先に紹介した大学生協の調査では、「学資保険に入っていた」人が53.9%と半数以上、「貯金を切り崩した」人が35.1%だった。