高い全高を感じさせない
安定したフットワーク

 走りは、サスペンションのチューニング変更で、フラットな乗り味になった。ダンパー特性を見直した最新モデルは、路面段差などを乗り越えた際の振動の収まりがいい。この効果は明白で、しっかりした乗り心地になり、速度が上昇するほど安定感が増す印象を受けた。さらにコーナリング時のロール量が減り、ワインディングロードは走りやすくなった。1605m/mという高い全高を感じさせない安定したフットワークだ。

 2498㏄の排気量から175ps/24・0kg・mを発生する水平対向4気筒ユニットは、部品の軽量化とフリクションの低減を実施。リニアトロニックCVTは、チェーンの改良で静粛性が向上。さらにマニュアルモード時の変速が従来の6速から7速へと細分化された。パワーは1580kgの車重に対して175ps。走行モードが標準状態でも、右足の踏み込みにリニアに反応。Sモードに切り替えるとパワーが即座に立ち上がり心地よい加速が味わえた。S♯(走行モード)時はキビキビとしたスポーティな印象に変化する。試乗燃費は高速道路と一般道路を約250km走って11.6km/リットル。天候は快晴、無風だった。

 フロントグリルにメッキバーを加えて上質感を演出した外観と、空調パネルの一新ですっきりしたインパネは好印象。アウトバックの完成度は高いと思えた。

(報告/CAR and DRIVER編集部 写真/小久保昭彦)