知能犯と粗暴犯の認知件数(人口10万人あたり)知能犯と粗暴犯の認知件数(人口10万人あたり)(週刊朝日 2018年6月1日号より)
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 地域によって犯罪の傾向はどう違うのか。暴行・傷害・脅迫などの粗暴犯と、詐欺・横領・偽造などの知能犯を、人口10万人あたりの認知件数で比べた。東京・大阪は、粗暴犯と知能犯いずれも、全国平均より大幅に多い。島根・鳥取・岩手・秋田・大分・鹿児島などは、どちらも全国平均より少ない。

 東京・大阪の大都市以外でも、滋賀・栃木・香川などは知能犯が平均より多く、群馬・兵庫・沖縄などは粗暴犯が多い傾向。首都圏の千葉・茨城・神奈川・埼玉は、犯罪の傾向が比較的似ている。一方で、関西圏をみると、滋賀と奈良は知能犯の多い傾向、兵庫・和歌山は粗暴犯の多い傾向があり、同じ関西でも対照的だ。

 さらに詳しくみるため、13~17年の5年間の犯罪別平均件数を計算し、人口10万人比の都道府県別ランキングを作成した。その結果、多くの犯罪で大阪が全国ワーストだった。

主な犯罪の人口10万人あたり認知件数(2013~17年の5年間平均)主な犯罪の人口10万人あたり認知件数(2013~17年の5年間平均)(週刊朝日 2018年6月1日号より)
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