検察審査会は、検察が不起訴とし事件について検察など捜査当局が集めた証拠を基にその是非を審査する。11人の市民で構成され、起訴を求める議決が2度続けば強制的に起訴される仕組みだ。

 起訴されれば、検察の捜査記録は法廷で開示され、検察官役の弁護士が、検察事務官らを使って新たに有罪立証のための補充捜査をすることもできる。

 検察は、審査に必要な捜査記録を審査会に提出し、検事が捜査内容や不起訴判断の経緯を説明することになっている。審査会は、首相夫人や政権、財務省の高官らの関与の有無についても背任や文書改ざんの関連で審査すると見られる。

 不起訴の記者会見で大阪地検の山本真千子特捜部長は「安倍政権に対する遠慮はなかったのか」と問われ「必要な捜査を尽くした。政治的な意図というものは全くない」と断言した。

 さて、検察審査会はどういう答えを出すのだろうか。

(ジャーナリスト 村山 治)