
国と東京都のたばこ規制の違いは?
東京都が可決した条例案は、国が今の国会で審議している法案よりも厳しい内容だ。子どもや飲食店の従業員により配慮している。禁煙の対象の主な違いは、次の通りだ。
(1)幼稚園、保育所、小中高などの教育施設
国: 敷地内禁煙(屋外喫煙所の設置は可)
東京都:敷地内禁煙(屋外喫煙所の設置も基本的に不可)
(2)飲食店
国:客席面積が100平方メートル以下で、個人や中小企業(資本金5000万円以下)は禁煙の対象外
東京都:従業員のいない店は、禁煙か喫煙を選択することができる。